ここでは、クリニックなどの医療施設への導入事例が豊富な水素吸入器をピックアップ。導入のメリットや商品選びの際の注意点などについてもまとめています。
「水素吸入療法」とは、水素ガスを鼻から吸入することで、多くの水素を体内に取り込む療法です。近年の研究により、老化やがん、糖尿病、高血圧などの数多くの疾患に深く関わっているヒドロキシラジカルという悪玉活性酸素を、水素が効率よく除去してくれることが分かってきました。
水素の有用性は、「悪性新生物(がん)」「心疾患」、「脳血管疾患」のほか、糖尿病や軽度認知症などでも確認されています。このため、がんの予防・進行抑制・がん治療時の副作用の軽減を図るとして、積極的に水素療法を導入しているクリニックもあるようです。
ただし、これらの治療は承認医療機器の承認目的外使用となるため、導入する際は、未承認医薬品等であることの明示、入手経路等の明示などが必要です。
クリニックなどの医療施設で実際に利用されている水素吸入器の導入事例を写真付きで紹介。ここでは、ヘリックスジャパンの水素吸入器の事例をピックアップしています。
免疫の活性化と化学療法、放射線治療などの標準療法を組み合わせた『統合医療」を掲げる、くまもと免疫統合医療クリニック。 治療法がなく、緩和ケア病棟が進められた患者も多く訪れ、患者個人の免疫状態に合わせた最善の治療を選択することをモットーとしています。
鳥取県鳥取市で開業してから30年以上が経過しているよろずクリニック。 がん治療や免疫療法、美容の施術などを含めて、内科・消化器内科の領域で地域を支えるクリニックとして地元に根付いてきました。
横浜・センター南駅から徒歩2分の場所にあるピュアライフメディカルクリニックでは、水素発生量・毎分1200CCのET100による水素吸入が導入されています。フルフラット仕様のリクライニングチェアでゆったりと、ビタミン入り水素点滴とのマリアージュ吸入を受けることも可能です。
患者さんが自宅で利用できるタイプの水素吸入器であること、そして価格がリーズナブルであることに注目し、こちらの水素吸入器を導入したルークス芦屋クリニック。芦屋駅から徒歩4分というアクセスしやすい立地のクリニックで、内科・消化器内科・心療内科の診療をおこなっています。
水素吸入器を利用した方からの評判も良いようです。日ごろのストレスがたまり、それをなかなか解消できていないと感じる方や、アンチエイジングに興味がある方などにおすすめのアイテムとして、問い合わせに応じています。
高濃度水素・酸素混合ガスの吸入治療をおこなっているセントラルアイクリニック。関心が集まっている免疫力アップの補助アイテムである水素吸入に着目し、機器を導入しています。
また、加齢などによって酸化が起こり、進行しやすくなる眼疾患として知られる白内障や緑内障、加齢性黄斑変性症にアプローチするためにも水素吸入を活用しています。鼻カニューラを使った吸引方法と、ゴーグルを使った結膜・角膜から水素を取り込む方法を併用しています。
医療法人慈恵会新須磨病院を母体とする慈恵会グループの新須磨クリニックでも水素吸入器を院内に設置しています。須磨海浜公園駅からすぐのところにあるクリニックです。導入した機種はMEGA2400です。導入に際して、看護師さんが水素吸入の体験をしたところ、好評だったようです。そして実際、利用した患者さんからも満足度の高い感想が寄せられています。無料体験もおこなっているので、関心のある方はぜひ問い合わせてみてください。
クリニックは、医療機関であるため、予防や免疫力アップのための治療をサポートするアイテムである水素吸入器との相性がよいことが、導入事例からもわかります。
くまもと免疫統合医療クリニックは、緩和ケアを受けることを目的とした患者さんも多く利用しています。そういった医療シーンで、ゆったりと水素を取り入れることができるのは、患者さんにとってもプラスの要素となるでしょう。また、よろずクリニックでは、美容の施術もとりあつかっているので、クリニックに自然になじむアイテムとして役立ちそうです。
ルークス芦屋クリニックでは、院内での使用も可能ではありますが、基本的には患者さんが家で水素吸入できるよう、機器の紹介をしています。また、セントラルアイクリニックでは、眼病にアプローチするため、結膜や角膜から吸引する方法を採用しています。そして、新須磨クリニックでは、無料体験を設けることで、患者さんにより身近なアイテムとして感じてもらえるよう工夫しています。
ポータブルサイズから、持ち運びが難しい大型ものものまで、水素吸入器にはさまざまな種類があります。クリニックで導入する際にチェックしたいのは、やはり水素吸入器のスペック・性能です。中には、水素と酸素を合わせた量を発生量として謳っていたり、他の気体との混合ガスを発生している、水素がほとんど出ていない機器もあるため、発生する水素の量や濃度がしっかり計測され、公表されているかどうか、よく確認しましょう。
いくつかの導入事例を紹介してきましたが、購入価格について気になる方も多いのではないでしょうか。業務用の水素吸入器が、どのくらいの価格で販売されているのかをリサーチしてみました。販売価格が安い商品を3つピックアップして、比較表にしているので、ぜひ参考にしてください。また、後悔することのないよう、上手な水素吸入器の選び方についてもあわせて紹介しています。
業務用水素吸入器を導入する場合、購入やレンタルといった方法があります。購入は最初に一括で大きな初期投資をする必要がありますが、月々のレンタル料を支払う必要がありません。逆にレンタルは初期費用がかかりませんが、毎月レンタル料がかかります。どちらもメリット・デメリットがあり、どちらが良いかは導入する施設によるでしょう。しっかり情報を集めてから導入すると後悔しません。
レンタルの場合の費用相場はメーカーや製品によってさまざま。医療機関では幅広い年代の患者さんが大勢使用されるため、メンテナンスのしやすさもチェックしておきたいところです。
下記のページでは導入実績が豊富な信頼できる水素吸入器の水素発生量や価格、コスパについて比較しています。ぜひチェックしてみてください。