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水素吸入器の水素ガス発生量

水素吸入器の適切な水素ガス発生量とは?

水素ガス吸入療法における基準

水素吸入器を選択する際、水素ガスについての数値が記載されています。しかし、そもそも水素ガス発生量の基準が分からなければ検討することも難しいでしょう。一般的に水素ガス発生量には救急医療分野・胃腸の産生量の2つの基準があるので、具体的に紹介します。

救急医療分野での基準とは

厚生労働省によって先進医療Bとして認可されている慶應義塾大学病院において、臨床試験で活用されている数値が救急医療分野での基準のひとつです。この数字を水素ガス吸入における基準と考えれば、水素ガス発生量は1分間に130~200㎖が基準となります。

参照元:2Lab(水素ガス吸入に最適な水素ガス量とは?|救急医療分野における基準

胃腸の産生量での基準とは

神経伝達・免疫・活性酸素への耐性などの役割果たす水素は、胃腸で生産されています。健常者であれば1日1,000㎖水素ガスがつくられており、加齢や胃腸の環境変化などによって300㎖まで減少してしまうとのこと。そう言った視点で考えれば、不足する分の700㎖が1日に必要な水素ガス摂取量と言えます。

運動後・過度なストレスを抱えているとき・仕事や勉強が忙しいときには1分間130~200㎖を基準に用いて、そうでない時には1日700㎖を基準とすると良いでしょう。

水素ガスの表記

水素ガスの表記を良く見ると「ppm」「ml」の二つがあります。たとえば20,000ppmと表記されている水素ガス吸入器と、26ml/分と表記されている水素ガス吸入器ではどちらが発生する水素ガスが多いのでしょうか?数字的に20,000ppmが多く見えるかもしれませんが、単位をしっかりと把握していなければ読み解くことができません。

ppm

水素ガス吸入器の場合は水素ガス濃度を表し、1㎥の中に何ミリリットルの水素ガスが含まれているかを表しています。

ml

水素ガス発生量そのものを表しているので、この数字によってどれほどの水素ガスを吸っているのかを把握できます。

カニューレの先端は0.5㎤程度と考えれば、「ppm」で表記されている場合は以下のような計算式で算出できます。

「0.5cm×0.5cm×0.5cm÷1,000,000(㎥を㎤へ変換)×20,000ppm」

その結果、0.0025㎖となり、20,000ppmの水素ガス吸入器と26ml/分の水素ガス吸入器では、圧倒的に26㎖/分の水素ガス吸入器の方が多くの水素ガスを発生しているのです。

水素ガスは多ければ良いというわけではない?

水素ガス発生量が多ければ多いほど良いと考える人もいるでしょう。しかし水素ガスを多く吸入すれば酸欠を起こすリスクもあるため注意が必要です。実際に台湾で酸素欠乏における問題があると提起されています。もちろん酸素欠乏を引き起こさないために酸素吸入を同時に行うという考えもありますが、日本において酸素吸入は医療行為になってしまい、もし自己責任で酸素吸入を行う場合は十分に注意しなければなりません。そのため適正量の水素ガスを吸入するようにしましょう。

水素吸入を取り入れる際の注意点

水素吸入器を導入する際は、しっかりと性能をチェックしなければなりません。安さだけで選んでしまえば、体調不良の要因になりかねないため注意してください。また導入後も適切にメンテナンスをするなど、管理も徹底する必要があるでしょう。

まとめ

水素吸入器を選ぶ際には水素ガス発生量をチェックする必要があります。そのためにはppmとmlの違いを把握し、適切に読み解けるようにしましょう。ただし数値が多ければ多いほど良いという訳でもないため、適正量の機器を選ぶことが大切です。

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