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業務用水素吸入器の選び方

決して安くはない業務用水素吸引器。長く安心して使っていくためには、製品の選び方のポイントを押さえておく必要があります。くれぐれも、値段や見た目だけで製品を選ばないようにしましょう。

業務用水素吸引器の選び方のポイントを5つご紹介します。

導入実績があるか

一般に業務用水素吸入器は、初期コストが高額です。導入してから「高い費用をかけたのに失敗した…」とならないよう、十分に信頼のできる製品を選ぶようにしたいものです。

しかしながら、どんなに製品のパンフレットを熟読しても、製品の信頼性の高さは、なかなか分かりません。結果として、値段や1分あたりの水素発生量、見た目など、記載されている情報だけを参考にして製品選びをすることになります。

もちろん、パンフレットに記載されている情報に目を通すことは大前提なのですが、記載されている情報の中に、使い勝手の良さや故障のしにくさ、稼働の安定性など、重要な情報は見つかりません。製品の信頼とは、これら記載されていない背景情報も含めて判断すべきものです。

そこで、製品の信頼性の一つの目安となる基準が導入実績です。多くの施設で導入されている製品であれば、それだけ信頼性が高いと判断することができるからです。

また、特にどのような施設での導入実績が多いかを確認することも大事。業務用水素吸入器に関して言えば、クリニックなどの医療機関や各種治療院、サロン、大学、フィットネスなどでの導入実績が豊富であれば、信頼できる製品と判断できるかもしれません。

単に「○○などでの導入実績が豊富です」という製品ではなく、具体的な導入施設名が紹介されている製品のほうが、なお信頼性は高いでしょう。

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水素の発生量が十分か

業務用水素吸引器を導入する場合には、第一に水素の発生量を比較する必要があるでしょう。スペック表を開いて単純に数字を比べるだけなので、確認作業自体は簡単です。どの程度の水素発生量が十分なのかを理解し、各製品の水素発生量をチェックしてみましょう。

最低限必要な水素発生量とは?

必要な水素発生量に関しては、科学的な結論が導かれているわけではありません。たとえば、先進医療として大学病院等で採用されている水素ガス吸引療法の内容を比べてみても、病院によって水素濃度や吸引時間は異なります。

参考までに、慶応義塾大学病院の水素ガス吸入治療は「2%の濃度の水素を18時間吸引する」というもの。これを基準に、仮に、最低でも水素濃度1~2%が必要と考えた場合、水素ガス発生量に換算すると「100ml/分」程度と計算できます。業務用水素吸引器を比較検討する際には、最低限の水素発生量の目安にしておくと良いかも知れません。

念のためカニューラ(水素の出口)の濃度も確認

水素吸入器の中には、製品本体における水素濃度とカニューラ(出口)における水素濃度が異なる場合があります。たとえば、製品本体での水素濃度が90%以上でありながら、カニューラ(出口)での水素濃度は数%となっている製品などです。

水度濃度よりも水素発生量のほうが大事なポイントとなりますが、念のため、カニューラ(出口)の水素濃度も確認しておくと良いでしょう。

なお、各製品の水素発生量や水素濃度を比較する際には、それが第三者機関による測定結果であるかどうかを確認するようおすすめします。

連続吸引はどれぐらい可能か

製品選びにおいては、連続吸入時間を確認することも大切です。

各製品のスペック表などを見ると、「連続使用5分」や「連続使用60分」などの表記がありますが、たくさんの水素吸引をしたいにも関わらず「連続使用5分」の製品を選んでしまうと、「5分吸ったらスイッチを入れ直し、また5分吸ったらスイッチを入れ直し…」という繰り返しになります。テレビや雑誌を見ながら落ち着いて水素吸入をしたいという人には、あまり向いていません。

導入する施設の特徴や方針などにもよりますが、なるべく連続吸引時間が長い製品のほうが汎用性はあり、使い勝手が良い可能性があります。

導入費用・ランニングコストがいくらかかるか

業務用であれ一般家庭用であれ、水素吸入器を導入する際には、導入費用やランニングコストを考慮する必要があるでしょう。特に業務用の場合、コストパフォーマンスは重要な基準となるため、導入費用だけではなくランニングコストも、事前にしっかりと把握しておくようにしましょう。

購入するかリースにするか

業務用水素吸入器の中には、購入タイプの製品はもとより、リースタイプの製品も少なくありません。あるいは、利用者の希望に応じて、購入とリースから選べる製品もあります。

リースタイプを選んだ場合、一括で大きな初期投資をする必要がなく、かつアフターフォローが手厚いことがあります。特に法人や店舗が水素吸入器を導入する際には、管理に手間のかかりにくいリースタイプの製品も視野に入れておくと良いでしょう。

ランニングコストはいくらか

ランニングコストには、電気代や専用の水代、消耗品や交換品の購入代、メンテナンス代などがあります。リースタイプの製品を選んだ場合には、消耗品や交換品、メンテナンスが無料となる場合もありますが、電気代や専用の水代は別途で実費がかかることが一般的でしょう。

一つの目安として、電気代と専用の水代とを合わせて、1時間あたりで50円程度であれば可、と考えておいて良いのではないでしょうか。

手入れ・メンテナンスはしやすいか

水素吸入器は、製品の違いによって手入れやメンテナンス方法が大きく異なります。頻繁にメンテナンスが必要な製品もあれば、逆に「1年に1回」や「1,000回の使用につき1回」など、メンテナンスにあまり手間がかからない製品もあります。

手入れやメンテナンスが頻繁に必要となる製品を購入すると、維持・管理にかかる手間がストレスとなり、やがて製品を使わなくなる可能性があります。手間がかかるという理由で、所定の手入れやメンテナンスを怠ると、製品が本来の能力を発揮できなくなったり、最悪の場合、故障してしまったりすることがあります。

とりわけ法人や店舗で業務用水素吸入器を導入する場合には、他の業務に影響を与えないよう、なるべく手間やメンテナンスが少ないタイプ、または手入れやメンテナンスが楽なタイプの製品を選ぶようにしましょう。

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